QRコードをDMで活用することで、自社のWebサイトやアンケートフォーム、チラシへの誘導を行うことができます。
しかし、DMでQRコードを使用する際のポイントや注意点を把握していないと、QRコードの効果が薄れてしまうかもしれません。
そこで、今回は「QRコードをDMで活用する際のポイントと注意点」について、解説していきます。
QRコードは簡単に作成できる?
QRコードは、誰でも簡単に作成することができます。
また、デンソーウェーブはJIS/ISO規格の範囲内では、権利を行使しない方針を採用しています。
そのため、誰でも気軽にQRコードの技術を利用することが可能です。
無料のWebサービスも多く提供されており、特別な申請やライセンスなども必要ありません。
しかし、専門業者に頼むことで、より効果的なDM制作とQRコードの技術を得ることができます。
QRコードをDMで活用する際のポイント
QRコードをDMで活用する際のポイントは、以下の3つです。
- 自分の業種に合わせてアクセス数を考える
- プレゼントやキャンペーンを組み合わせる
- 効果測定のための仕組みを作る
詳しく解説していきます。
自分の業種に合わせてアクセス数を考える
「DMメディア実態調査2023」によるQRコードを絶対に入れるべきおすすめの業種は、以下のとおりです。
- 金融業界
- 教育業界
- 不動産業界
- 通信教育業界
- 食料品メーカー
- ウェディング業界
- 衣料品・アクセサリー業界
20~30代の男性はQRコードへのアクセス率が高く、女性でも20代が最多のアクセスを示しています。
また、世帯状況による影響は少ないため、未婚・既婚や子供の有無も関係がありません。
そのため、高単価な商品を提供する業界が効果を出しやすいと言えるでしょう。
プレゼントやキャンペーンを組み合わせる
QRコードの効果を高めるためには、プレゼントやキャンペーンを利用することがおすすめです。
お得な情報を提供することで、顧客の関心を引きつけながらQRコードのアクセスを促進することができます。
例えば、以下のようなプレゼントやキャンペーンが挙げられます。
- SNSフォロー登録で割引サービスの提供
- SNSフォロー登録で試供品のプレゼント
- プレゼントがもらえるキャンペーンへの応募
- LINEのお友達登録で「LINEスタンプ」プレゼント
このようなプレゼントやキャンペーンを利用することで、お客様に利益をもたらしながら、QRコードからのアクセスを増加させていきましょう。
効果測定のための仕組みを作る
QRコードを活用する際には、効果測定の仕組みを作っていきましょう。
地域ごとに異なるQRコードやクーポンコードを使用することで、エリア別の反響率を把握することができます。
また、アクセス先でアンケートを実施することで、詳細な効果測定が可能です。
QRコードのDM活用方法とは?
DMでQRコードを活用したいと考えていても「他の企業は、どのように行なっているのか」と、疑問に感じているのではないでしょうか。
そこで、ここからは、企業が実践しているQRコードのDM活用方法を3つご紹介していきます。
不動産広告でQR動画を活用
不動産のDM(広告チラシ)では、物件の詳細情報をQRコードを使って動画で提供する方法を実践しています。
DMで送るQRコードの内容として、間取りや立地などの基本情報の記載、写真では伝えきれないリビングやキッチンなどの内部空間の様子を動画でアップしています。
お客様に自分たちが住むイメージを膨らませてあげることで、物件への興味を増幅させることが可能です。
小売業(ファッション、雑貨、家電など)
DM(広告チラシ)にQRコードを配置することで、商品の詳細情報やオンラインショッピングページへのリンクを提供することができます。
お客様はQRコードを読み取ることで、商品の特長やカラーバリエーション、価格をスマートフォンで閲覧できるため、購買意欲を促進することが可能です。
デザインQRコードでDMを引き立てる
DM(広告チラシ)の心理効果を最大限に活かすために、目を引くデザインが重要です。
デザインQRコードを活用して、通常のQRコードに独自のデザインやカラーを加えることで、視覚的に魅力的なものにできます。
実際に、デザイン性に優れたQRコードを使用することで、DM(広告チラシ)へのアクセス率を向上させる成功事例も存在しています。
業種に合わせたアイコンをQRコードに採用するなど、視線を引きつけながらQRコードへのアクセスを促していきましょう。
QRコードをDMで使用する際の注意点
QRコードをDMで使用する際にも、注意点を把握していないことで効果を薄めてしまう可能性があります。
QRコードをDMで使用する際の注意点は、以下のとおりです。
- QRコードのサイズ
- 情報を1つのQRコードにまとめる
- QRコードのカラーに気をつける
- 余白のことも考えて委託する
- 商標に注意しておく
- 複数機種・アプリでの読み取り確認
詳しく解説していきます。
QRコードのサイズ
QRコードの最小サイズは、一般的なプリンターで約3.57mmとなっています。
そのため、印刷時には1辺が約1.5〜2cm程度の大きさがおすすめです。
QRコードがあまりにも小さいと読み取りが難しく、大きすぎるとコードが崩れる可能性があります。
DMに使用する際には、チラシの大きさと設置場所を把握しながら適切なサイズを探していきましょう。
情報を1つのQRコードにまとめる
チラシの内容によっては、複数の情報を伝えたい場合もあります。
しかし、情報量に合わせでQRコードをいくつも作成してしまうと、お客様が混乱してしまう場合があります。
そのため、複数の情報がある場合は1つのQRコードにまとめて作成することがおすすめです。
また、光沢のある印刷用紙を使用してしまうと、紙の反射によって読み取りができない場合もあります。
しっかりと「読み取り側」のことを考えて、最終確認を行なっていきましょう。
QRコードのカラーに気をつける
QRコードをDMに記載する際には、カラーや余白にも注意が必要です。
QRコード自体に色の規制はありませんが、色の濃淡によって読み取りが行われるため、薄い色では読み取りが難しくなる可能性があります。
基本の色には「白黒」を設定するなど、読み取りやすさを考慮して作成を依頼しましょう。
余白のことも考えて委託する
QRコードの周りには、余白を設けて白縁を付けることが大切です。
余白がないと読み取りが難しくなるため、適切な余白を確保してデザインを委託しておきましょう。
また、複数のQRコードを配置する際にも、適度な距離を保ちながら誤ったコードを読み取る事態を避けられるようにしましょう。
商標に注意しておく
QRコードに使用する際には『商標』に注意しましょう。
特定の商標を使用する際は、事前に関連する権利者に相談するか、商標の使用に関するガイドラインに従うことが大切です。
複数機種・アプリでの読み取り確認
ユーザーが使用するスマートフォンの機種やアプリは異なるため、複数の機種やアプリでテストを行うことがおすすめです。
また、光の加減によっても読み取り速度や角度が異なるため、さまざまな環境を考慮しながらテストを繰り返していきましょう。
QRコード×DMは『株式会社レノアス』
DMでQRコードを活用する際には、しっかりと注意点を守りながら効果が期待できるQRコードを作成していきましょう。
しかし「商標とか、個人でやるには不安」という方もいるのではないでしょうか。
『株式会社レノアス』では、QRコードを活用したDM戦略のお手伝いをしています。
個別QRコードを作成することで、特別なキャンペーン用のWebページへ誘導できるほか、アンケートフォームの設置でニーズを把握することが可能です。
「QRコードをDMで活用したい」と考えている方は、ぜひ『株式会社レノアス』で、QRコードとDMの作成を検討してみてはいかがでしょうか。
この記事を監修した人
株式会社レノアス
代表取締役
泉 健一郎
上場企業本社営業部長を歴任後、2019年3月株式会社レノアスを創業。
営業活動で課題のある会社様に、ターゲットリスト作成からDM発送代行後のアポの獲得まで、新規開拓の実行支援が専門分野。
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